スノーポピー(白雪芥子)

シュウメイギクの雰囲気を思わせる、真っ白な花。清楚な美しさがありますよね。
==《シラユキゲシ(白雪芥子)》==

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最近、近所の歩道に見つけました。
【◇科名:ケシ科 ◇属名:エオメコン属(ギリシア語の「heoros=東方+mekon=ケシ」 ◇学名:Eomecon chionantha(キオナンタ=「chion=雪+anthos=花」)】
シラユキゲシ一種から成る単型属です。

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シラユキゲシ(白雪芥子)は、夏椿に似た感じの花を咲かせる耐寒性多年草です。
原産地は、属名の由来にもなった中国東部。
自生地では山地の樹林の下湿ったところに生育しています。
開花期は4~5月で茎を伸ばして茎に花径が3cmの数輪の小さな4弁の白花を咲かせます。
草丈は20~30cm程度です。茎を切るとオレンジ色の樹液が出てくるらしく、中国では「血水草」と呼ばれることもあるらしい。

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雄しべ、雌しべともに色は黄色です。蕗に似たハート形で、花よりも大きな葉。
葉縁は緩やかに波打っています。
条件が良ければ、-10℃にも耐えられるそうです。
毒蛇の解毒剤として利用されるそうです。
別名は『スノーポピー(snow poppy)』