イヌガラシ

4月から9月くらいまで、畦道や道端、野原に見かける、いわゆる雑草とみられてる花。
イヌガラシ 犬芥子
イメージ 1
和名の由来は《芥子菜カラシナ》に似てるのですが食用にならないというところから。
多年草で、草丈は10センチから50センチくらいになり、茎は赤みを帯びています。
イメージ 2
根際から生える葉は長い楕円形で、羽状に裂けて地表に広がります。
葉の縁には鋸歯があり、茎につく葉は粗い鋸歯のある、笹の葉のような形の披針形をしてます。
◇科名:アブラナ科 ◇属名:イヌガラシ属(Rorippa=この植物を示すサクソン語の古名(rorippen)から) ◇学名:Rorippa indica(indica=インドの)
イメージ 3
茎先に花径4、5ミリの黄色い小さな十字花で、柄のある花が花茎に均等につきます。
イメージ 5
花弁は4枚、萼片も4枚。
イメージ 4
雄しべは6本で、そのうち4本が長く、雌しべは1本。
実は円柱形のアブラナなどの果実で細長い長角果です。