ホソバアキノノゲシ

秋の野道や原っぱにいろんな野草が揺れ始めています。
今の時期はキク科の野草が多く見られますね。
ヒヨドリバナ』『フジバカマ』『キクイモ』『アザミ』『アラゲハンゴンソウ』『秋桜』『センダングサ』などなど…
コチラもアチコチに咲いています。
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淡黄色の小さな花。
ほそばあきののげし 細葉秋の野芥子(野罌栗)
空き地にこの花だけなので目立ってる。
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切れ込みのある葉を持つアキノノゲシの品種で、日本全土の山野に生えます。
茎は直立して、1.5~2m。葉は互生し、細長く長さ10~25cmくらいですが、『アキノノゲシ』の葉のような切れ込みはありません。
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茎も葉も無毛。淡黄色で約2cmの頭花は円錐花序につき、上向きに咲きます。
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花は舌状花のみで筒状花はありません。
総苞は円柱形で1cm内外。花の咲いたあと、下の方がふくれ上部が狭くなります。
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花期は8~11月。花後に出来る「痩(そう)果」は黒色で、長さ8mmほどの白い冠毛があります。
◇科名:キク科 ◇属名:アキノノゲシ属(Lactuca=葉や茎から「lac=乳」を出すことに由来 ◇学名:Lactuca indica forma indivisa(indivisus=分裂しない、連続した)
因みに普通の《アキノノゲシ』 」の学名は【Lactuca indica】
また《春の野芥子》は春から秋に咲く、まッ黄色の花。