シロバナツタバウンラン

花期が長く、オイラの近所のお家のコンクリの隙間からでも、師走ごろまで咲いているのが見られます。と言っても、この白花ではなく普通の紫の花ですが、、、、、

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ツタバウンラン白花蔦葉海蘭』の白花です。名前に蘭の名がついてますが、ラン科ではないですね。
[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/50355425.htmlマツバウンラン』]もこの仲間なので、花はよく似ています。葉がツタの葉の形をしているのでツタバウンラン。原産地はヨーロッパで、日本へは大正時代の初期に観賞用として渡来したそうです。
地面に這うので[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/48190847.html ]『ムラサキサギゴケ』や『トキワハゼ』と見間う違いそうですが、葉の形が違うので見分けはつきます。ただ、これをhttp://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/50257150.html ]『カキドオシ』]と間違えられてる方が時折おられますね。

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現在では逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて分布していますが、北海道のブルーリストではBランクに指定されています。

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《◇科名:ゴマノハグサ科 属名:ツタバウンラン属(Cymbalaria=ギリシャ語の「kymbalon=シンバル」から。同属の1種の葉の形がシンバルにたとえられたもの。 Cymbararia muralis f.alba(muralis=壁に生える / alba=白)》
別名は『雲蘭蔓(ウンランカズラ)』『蔦唐草(ツタガラクサ)』以前に『ツタバウンラン』は説明してますが改めて…。
葉は手のひら状に浅く5つから7つに裂け、互い違いに生える互生で、葉には長い柄があります。
葉の脇から長い柄を出し、唇形の花を1つずつつけます。

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花径は7、8ミリくらいで、花の色は白ないし淡い青紫色。上唇は2つに裂けて直立し、濃い紫色の筋が入ります。下唇は3つに裂け、つけ根のほうに黄褐色の斑が入ります。

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花の後にさく果が出来ます。