フサフジウツギ

枝先に藤を思わせるような小さい花をいっぱいつけます。

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【ブッドレア 房藤空木】
原産地は中国中部から南部にかけてです。日本にはヨーロッパを経由して明治中期に渡来しました。

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【空木】のようであることから「【房藤空木】の名がつきました。

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フサフジウツギは、大きくなれば高さが三メートルくらいになる落葉低木です。
《◇科名:藤空木科 ◇属名:フジウツギ属(Buddleja=ブッドレアは17世紀頃のイギリスの植物学者「アダム・バドル=Adam Buddle(1660~1715)」に因みます ◇学名:Buddleja davidii(=davidiiは中国植物の採集家であり、宣教師でもあるフランス人のアルマン・ダビット牧師の名に因みます》
ダビット宣教師については[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/42429493.html ハンカチの木]の記事や[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/30129771.html クリスマスローズ]の記事でも紹介しています。なんと言ってもジャイアントパンダをヨーロッパに紹介した人ですからね。
【英名:summer lilac, orange-eye buddleja】

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別名は学名の【ブッドレア】ですが、 蝶が大好きな花木であるところから【バタフライブッシュ(Butterfly bush)】とも呼ばれます。
アゲハなどが飛んで来るので、オイラは、この花を目当てに、寄ることにしちょります(⌒▽⌒)
根元のほうからよく枝分かれします。

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葉は対生、長さ七~二〇センチメートルの卵状長楕円形、枝先に長さ10~20センチくらいの円錐花序をつけ、そこに淡紫紅色の小さな花が密につきます。

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花は、長さ1センチの筒状で先は四つに分かれて平らに開きます。

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かなりいい芳香があります。

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花後には実が付きます。画像の枯れているように見える部分。

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多数の園芸品種があって、花色も白や濃い紫紅、紫青、藤、赤紫色などもあります。

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