ギョリュウ

江戸時代の中期に渡来しました。枝先に淡い紅色の小さな5弁花を棒状にたくさんつけます。

イメージ 1

ギョリュウ(御柳)
中国北部が原産地です。18世紀中頃に渡来しています。主に庭木用の樹木で、樹高は大きく育っても5メートルくらい。

イメージ 2


"">葉は小さい鱗片状で針葉樹のように見えます。画像を見てお分かりのように、枝先に桃色の1mmほどの小さい花をたくさん咲かせます。乾燥や塩分にも強く、砂漠など乾燥地でも根を長く伸ばして水分を強く吸収する性質があります。

イメージ 3

萼片は5枚、雄蘂も5本です。昔、漢の武帝の宮殿にも栽培されていたと言われています。

イメージ 4


/span>
開花時期は5月から6月と8月から9月の二度あります。秋に咲く花が結実します。実は熟すると下部が裂けて、種子が散布されるさく果。種子は長さ数mmで細かく房状の毛が生え、風で飛びます。
◇科名:御柳科 ◇属名:ギョリュウ属(Tamarix=タマリクス。この属の植物がピレネー地方の「Tamaris 川」の流域に多く産したことから ◇学名:Tamarix chinensis(chinensis=中国の)</
50種ほどのギョリュウ属の類似種がユーラシアとアフリカの乾燥地帯に分布していて、特に水辺近くに多くみられます。

イメージ 5


[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/47612563.html 『ギョリュウバイ』は、この花に似ているという事で『ギョリュウバイ』と言う名前がついています。→'''[http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/52280882.html 『ギョリュウバイ②』]'''しかし『ギョリュウバイ』は花屋さんでも結構扱ってますが、この『ギョリュウ』は殆ど見かけません。