枝垂れカエデ 《手向山》

散策コースのお宅の庭から枝垂れカエデ(モミジ)が…コレは多分、ですが…
==《タムケヤマ(手向山)》==

イメージ 1

葉が細かく他のモミジに比べて違いが一目瞭然です。ヤマモミジ系の品種の一つです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
紅枝垂れとして多く植栽されているモミジです。
名前の「手向山」は、奈良市の東部にある山で紅葉の名所として知られていますね。

イメージ 2

葉の青い『青しだれ』もあります。
樹高は5メートルから10メートルくらいで、枝は枝垂れ、曲線を描きながら伸びます。大きな特徴の一つは、葉が手のひら状に7枚から9枚に裂け、裂片が更に羽状に深く裂けます。
【◇科名:カエデ科 ◇属名:カエデ属(「Acer=裂ける」という意味のラテン語から) ◇学名:Acer palmatum var. matsumurae cv. Ornatum( amoenum=愛すべき / matsumurae =植物分類学者「松村任三(まつむら・じんぞう, 1856-1928)の」)】

イメージ 3

すらっと長くのびた葉に深い切れ込みがいくつもあり、糸で編み込んだ繊細なレース飾りのような形が魅力です。
色づく時は、日当たりのいい場所からから色づいて、赤、オレンジ、黄色、緑とグラデーションが見事です。
新芽は紅色をしています。開ききると紅紫色となだて、夏には紅緑色似たなります。
春には花も咲きます。花はこちら。

イメージ 4

以前にも説明しておりますが、カエデもモミジも植物の分類としては同じ物を指します。通り名的には、カエデの中の美しく色付くものを、モミジといいます。
カエデの名前は「蛙の手」から、カエルデ…カエデ、になったというのが通説で、蛙から来てるので水かきのある所から、あまり切り込みのないものをカエデと言って、モミジと区別しています。
英語では、楓も、モミジも、同じ「メープル」といいますね。 カナダ産の「メープルシロップ」は、カエデの樹液からとったものです。
♥因みに、、、、、手向山ですが♥
菅原道真古今集百人一首
『このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

カエデ…紅葉🍁の時期なので、他にも次に記事アップします。