黄葉・紅葉が綺麗でした
ダイヤモンド富士を撮りに八王子の公園へ。公園については別ブログでも触れておりますが、改めて…
JR八王子駅から、横浜銭に乗り換えて二駅『みなみ野』と言う街です。
駅からはバスで二つですが、歩いても行ける距離。まぁ、オイラは取り敢えずバスを利用しましたが…
目的の公園はバス停からすぐです。
しかし、到着したのはお昼過ぎなので、まだまだ時間があります。富士山が見えるテラスの手前が綺麗に黄葉で色づいた雑木林になっています。
時間はあるし…周りには(バス停の所には)コンビニとドラッグストアがあっただけ。時間を潰そうにも…。
取り敢えず…公園内へ入って、下の方へ降りてみました。
ん~~黄葉がすごい綺麗です。
それほど広くない公園ですが、段々畑があったり。
雑木林からコゲラらしい鳴き声が聞こえます。場所的にも、さっきのヤツじゃあ無いでしょう。
公園のお隣は空き地。なんか建っちゃうンですかね~?広場にしたら良いのに…
さて秋になって、山々の木々が赤や黄色や茶色の鮮やかな色に変わることを紅葉:黄葉と言います
以前に、かなり前ですが…別ブログで黄葉・紅葉のメカニズムについて書いた事があります。
この『紅葉』と言う字は同時に《紅葉(もみじ)》とも読めますので、ややこしい。
しかし、アナウンサーの方には、原稿を読み間違えたりしてほしくはないですナ…。
なぜなら…実際の事を言うと「モミジ」という名前の木は存在してないからです。
そう、正式名称は『楓:かえで』ですよね。
このカエデの色の変化が素晴らしいので一般的に「モミジ」と呼んだりするようになったのです。
このモミジという言葉は植物の名前ではなく、山々の木々が色を変える事を言います。
では、色が変わる事をなぜモミジと言うかと言うと、これは古代の染色技術から来ていると言われています。草木を絞り出した汁を使って衣服に様々な色を染め上げていた古代の人々は、その色の変わる様子を揉みだす 揉みでると言っていたのです。それがいつしか、植物が秋になって色を変えることさえも、モミジと言うようになったと言われています。
コレも以前説明しましたが、イチョウなどの黄葉は、葉に含まれているカロチノイドという色素によって起こります。
元々葉には、クロロフィルという緑色の色素とカロチノイドという黄色の色素が含まれています。
秋の初めまでは、カロチノイドがクロロフィルの強い緑色に隠れてしまっているため、葉は緑色なのですが、秋が深まり、気温が低くなると、クロロフィルの分解が始まってカロチノイドの方が目立ってくるため、次第に黄色に変化していきます。
気温が低くなると、葉の根元と枝の間に「離層」と呼ばれるコルク状の物質ができます。そのため、光合成で葉の中に作られていた糖分が、枝の方に運ばれずに、葉の中に留まってしまいます。
すると、葉の中の糖の濃度が上昇します。そこに日光が当たることによって、糖とタンパク質が化学反応を起こし、アントシアニンという赤色の色素がつくられます。このアントシアニンがたくさんできることによって、鮮やかな紅に変色していくのです。
では日光が当たらなければどうなるか…?
答えはコチラにあります。
日の当たりにくい場所にある葉はこのように紅葉・黄葉しにくいのです。
葉っぱが重なっているところは、このように上の葉っぱの陰になる部分は色が違っていますね。
上になる葉っぱの形で紅葉していません。