マルバルコウソウ

つるが非常によく伸びます。小さい花ですが色鮮やかですよね。
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マルバルコウソウ 丸葉縷紅草
1年草のツル植物で、本州中部以南の各地に帰化しています。
和名は葉が細かく羽状に裂ける『ルコウソウ(瑠紅草)』と異なり、葉がヒルガオのように丸い葉なのでルコウソウとの意味。
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ル(縷)とは細い糸のことですが、これは葉が広く丸い、というか葉がハート型。
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普通の『ルコウソウ』が星形の花を咲かせるのに対してこの『マルバルコウソウ』やハゴロモルコウソウは、5角形の花を咲かせます。
◇科名:ヒルガオ科 ◇属名:サツマイモ属(Quamoclit/クアモクリット=kyamos(豆)+clitos(低い)からなる語。蔓性でマメに似たこの属の種に付いた名 ◇学名:Quamoclit coccinea(coccineus=紅色の、緋紅色の)
それぞれの種は、葉の形が明らかに違うので区別は簡単にできます。
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マルバルコウソウも、ルコウソウと同様に古くから(嘉永年間から)栽培されていました。
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元々は観賞用として日本に入りました。現在では栽培はほとんどされません。まぁ、道端にも顔を出すほど繁殖してますからね~。
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マルバルコウソウの実は、アサガオに似ています。。実からこぼれた多くの種が、芽を出し繁殖するワケです。
白花ルコウソウ(←記事)もあります。本来『ルコウソウ』というとこの白花ルコウソウの櫛みたいな葉っぱ。
と言う事で(爆)以前アップした『ハゴロモルコウソウ』の画像を…
ハゴロモルコウソウ 羽衣縷紅草
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/41/52178141/img_6?1318093296.jpg
マルバルコウソウと ウチワルコウソウの交配種です。