オオアオイトトンボ

『オツネントンボ』か『ホソミオツネントンボ』??判らずに記事アップしたら『オオアオアイトトンボ』と、ご教示頂きました。ありがとうございます。
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アオイトトンボ科  アオイトトンボ属 ◇Lestes temporalis

日本に生息するアオイトトンボ属の中で最大のイトトンボ
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5月下旬~12月上旬が活動期間。成虫の体長40mm強から50mm強、幼虫は体長30mm弱。
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金緑色の体で、 主に平地や丘陵地の水際に木立のある池沼や湿地に生息しています。
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日本国内にはアオイトトンボ科は3属7種が分布しているようです。
『アオイトトンボ』『エゾアオイトトンボ』『オオアオイトトンボ』『コバネアオイトトンボ』は、互いによく似ていて,いずれも区別が少し難しいようです。
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さて…当初『オツネントンボ』か『ホソミオツネントンボ』で記事を書いていたので、説明はそのまま残しておきます。
成虫のまま越冬する数少ないトンボです。「越年トンボ」と呼ばれる一つの種で、和名のオツネンは成長のまま越冬することに由来。
オツネントンボは淡褐色で、がっしりした感じのイトトンボ。成熟すると複眼が青くなります。
翅の先端付近にある縁紋が、前翅・後翅で重ならず前後に並ぶと、『ホソミオツネントンボ』
ホソミオツネントンボは【学名】Indolestes peregrinus
成熟すると、きれいな青色になる中型のイトトンボで、雌もほとんどが薄い水色になります。
オツネントンボは学名】Sympecma paedisca
体色は淡い褐色で、雌雄ともに成熟過程で複眼が青くなるだけでほとんど体色が変化しません。体長はオスが37-41 mm、メスが35-41 mmで、翅には青銅色の斑紋があり、後翅長はオスが20-24 mm、メスが21-24 mm【
最重要保護生物です。千葉県では【環境省の絶滅危惧IA類相当】ですが、東京都本土部は【絶滅危惧II類 】で、区部は【絶滅危惧IB類】北多摩と神奈川県は【絶滅危惧II類】南多摩と西多摩は【準絶滅危惧】です。
どうりで、オイラが普段…イヤ、まったくと言っていいほど出会わないわけですね~。