キイトトンボ

背の低い抽水植生の間をツイツイという感じで渡り歩くように飛ぶ黄色い糸蜻蛉です。
地元の児童公園の小さな蜻蛉池に今年も現れてくれました。
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イトトンボ 黄糸蜻蛉
おもに平地や丘陵地の挺水植物がよく繁茂した池沼や湿地に生息します。
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雄の腹部は、あざやかなレモンイエローになり、7節~10節に黒い斑があります。
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胸と複眼は黄緑色。

イトトンボ亜目 イトトンボ科 ナガイトトンボ亜科 ◇Ceriagrion melanurum

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メスは異色型で胸部や腹部の前半が緑色をしています。
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胸部が黄緑色で腹部が黄色をした個体と,全身が緑色をした個体とがあります。
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成虫は地域によって差はありますが、5月下旬ころから10月下旬ころまで見られます。
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春に現れる個体は大きく、夏以降に見られる個体はいくぶん小さめです。

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あまり移動するトンボでは無いので、カメラで追いかけててもどこかへいなくなる…なんてことはありありませんね。幼虫で越冬します。
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神奈川県で絶滅危惧Ⅰ類。 東京都、千葉県、青森県で絶滅危惧Ⅱ類。 埼玉県で準絶滅危惧種