コミスジ
どうも、オイラの廻るフィールドは、他の虫記事をアップされているブロ友さんの地域に比べて、蝶やトンボの出現が遅いようです。トンボにいたっては…未だに、マッタク出会えておりません。
結構、水辺のあるところも、三鷹から調布を廻ってると思うのですが…何故かなぁ??
『ジャコウアゲハ』は、見かけたのですが…樹の上の方。後ろ姿だけ~~(笑)
コチラが殻
ガッカリしていると、すぐ目の先に何かが止まった気が…
オッ…『コミスジ』?とにかく、今年の初見です。
しかし通常は翅を開いて止まるのに、珍しく翅を立てるように…
『コミスジ』かどうかの確認のため、翅の模様を確認…、後へ回り込もうとすると(…と言っても、かなり離れてるンですよ~) 飛び立ってしまうので、なかなか個体を確認出来ません。
何度も近くを飛び回っては、丁度確認しづらいところへ止まります。もぉ~~!
いったい…ドッチだ~~?
コミスジ(小三筋)
名の由来は、三本の白線紋がある小型の蝶と言う意味。
英名は、Common Sailer、あるいはCommon Glider。
前翅付け根から出る白色帯が、中室端で2つに分離するのですが、この部分の白点が細かくなっていれば『ホシミスジ(星三筋)』。
滑らかな白線状になるのが『ミスジチョウ(三筋蝶)』。
白線上縁がギザギザ状で前翅の先端に白紋があるのが『オオミスジ(大三筋)』です。
地色は茶褐色で、白色横帯と白紋があり、裏面は濃茶褐色です。
触覚の先端は3稜があります。成虫の前翅長は22~30mm。メスはオスよりやや大きめです。
コミスジはタテハチョウの仲間ですね。タテハチョウ科(Nymphalidae)は南極を除く世界の大陸に6,000種ほどが分布すると言われています。タテハチョウ科の特徴は、翅の表と裏の模様が異なっているものが多く、前脚が退化して短くなっている事です。