サトキマダラヒカゲ

里山にも、雑木林にも、野原にも、川縁にもお目当ての昆虫は現れてくれませんが、この蝶は相手をしてくれ?(笑)ています。
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樹木の周辺を活発に飛び回る茶色っぽい蝶です。竹やぶや、ササ類のはえた林で見られ、樹液に良く集まります。薄暗い場所を飛びまわる、ジャノメチョウの仲間です。
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サトキマダラヒカゲ 里黄斑日陰蝶

タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 ◇Neope goschkevitschi||i

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ヤマキマダラヒカゲという似ている蝶がいるので一応確認しましょう。
なかなか翅表を開いて止まってくれませんから、翅の裏面の模様で判断します。
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翅の裏面の模様で後翅の蛇の目模様である(青い○で囲ったところ)黒色眼状紋が、小さめで黄環が太ければサトキマダラヒカゲです。逆ならばヤマキマダラヒカゲです。
また翅の付け根当たりにある3つの眼状紋の(紅い○の所)下の一つが特にずれて、見た目がくの字に折れていればヤマキマダラヒカゲで、ほぼ直線に近ければサトキマダラヒカゲなんですね。
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画像で確認すると、サトキマダラヒカゲであると判ります。
大きさ(前翅長)26-39mm。8月頃まで見ることが出来ます。
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サトキマダラヒカゲは比較的平地に多く、ヤマキマダラヒカゲは比較的山地に多いので判別基準にもなります