コミスジ

濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。

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★==コミスジ==★
近縁種の『ホシミスジ』に似ていますが、この1本目の帯が白色紋列になっていることで区別できます。

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【◇属名:タテハチョウ科 ◇学名:Neptis sappho Pallasi】
後翅の裏面の付け根に10個ほどの黒点があります。 年1回6から8月頃に発生し、陽当たりのよい疎林の周辺や低い梢の花にも遊びにきます。
林の周辺で見られますが、幼虫が園芸植物(シモツケユキヤナギコデマリなど)を食べるので、人家周辺や公園でも見られることが多いですね。

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羽を開いてとまることが多いので、羽を開いて止まるのは蛾と思い込んでる人には勘違いされてるかもしれません。
実際なかなか翅の裏側は見せてくれないンですよね。
羽を数回羽ばたいて、しばらく広げたまま滑空する飛び方を繰り返します。
人の気配には敏感でソォ~~ッと近づかないと逃げてしまいます。
★"ホシミスジ"は前翅表の一番上の筋は破線です。翅の表面は黒色で3白帯があり、前翅の表面の付け根から出る白帯は5個の小紋に分離していると『ホシミスジ』。なぜか時々、白筋が何本か消えてしまう個体があるようです。