オオカマキリ

お…足元に、、、、

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◇カマキリ目 ◇カマキリ科 ◇学名:Tenodera aridifolia
カマキリ類の学名は、ギリシャ語の名前 mántis に由来します。"mántis"は予言者の意味もあって、これは英名の "mantis"、 "mantid" の元にもなっています。
英語では「praying=祈るmantis」とも呼ばれます。またその生態から同音語の「preying=捕食するmantis」ともいわれています。

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脚を持ち上げて待ち伏せする姿を祈っている姿に見立てて、日本では俗に拝み虫とも呼ばれます。

北海道から本州・四国・九州と全国で11月頃まで見かけることが出来ます。
よく似ている仲間に『チョウセンカマキリ』がいます。f:id:ChameleonArms221:20190919094003j:image
前脚の付け根の間が黄色いのが『オオカマキリ』で、『チョウセンカマキリ』は朱色っぽいので、見分けるポイントになります。またチョウセンカマキリよりも本種の方が、体が大きくて太いことと、後翅が紫褐色をしていることで見分けられます。

 

活動時期は、8-11月で北海道を除く本州・四国・九州・沖縄に生育してます。
幅が広い中型のカマキリで、前脚の基部に、数個の黄色をしたイボ状突起を持っているのはハラビロカマキリで、普段は木の上で生活していることが多いからか、【コカマキリ(Statilia maculata)】やこの【オオカマキリ(Tenodera aridifolia)】ほどは見かける機会がない。
主に樹液や果実に来るチョウをエサにしている。