桜🌸《カンザキオオシマ》

オオシマザクラ』は『ソメイヨシノ』の片親(父種)として知られていますね、有名な桜の一つです。
大島桜 オオシマザクラ
元々は、伊豆諸島特産の桜です。カスミザクラの海岸型または島嶼型とも推定されています。
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桜餅の葉は本種のものが利用されていルのは有名です。
花は大きく、芳香があります。緑色の葉と花のコントラストが美しい桜です。
萼片はあきらかに鋸歯のあるタイプから、不明瞭なタイプもあります。
散る間際には、中心部が赤く染まります。

Cerasus speciosa (Koidzumi)H.Ohba

花色は白色っで、花弁枚数は5枚。オオシマザクラは、多くのサトザクラと呼ばれる栽培品種の親となっており、このサクラがなければ、現在のような多くの品種が存在しなかったことでしょう。
そして…オオシマザクラと特徴は同じですが、本種は特に開花期が早い特徴があります。
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寒咲大島 カンザキオオシマ
芳香もあり白色大輪のオオシマザクラで開花がオオシマザクラよりも早い品種です。
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萼筒は鐘形で、萼片は鋸歯があります。
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花と同時に展葉します。

Cerasus speciosa ‘Kanzaki-ohshima’

花弁枚数はやはり5枚です。
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花期が3月中旬で少し早く、オオシマザクラの栽培品種です。
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後ろに見えているのは《早春桜(豆桜)》
オオシマザクラには様々な変異が多くそのうちの一型と思われます。
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