姫岩垂草(ヒメイワダレソウ)

成長が早く、地面を這うようにして広がり、丈夫なので、グラウンドカバーとして使われたり、雑草を抑制する目的で使われたりするようです。

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==《姫岩垂草(ヒメイワダレソウ)》==
川崎市の生田緑地のバラ🌹園が、現在28日迄の限定開園中なので、久しぶりに観に行って来ました。その時に最寄り駅🚉である『向ヶ丘遊園』の駅から、バラ🌹園に向かう歩道脇に植えてあった。
この遊歩道は、以前に駅から、今は無くなってしまった【向ヶ丘遊園】へのモノレール🚝があった場所なんですよ。そう、遊園地🎡🎢はかなり昔に無くなって、今は広い緑地と《藤子不二雄ミュージアム》があります。
さて、この花ですが…

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原産地はペルーで、日本へは昭和時代の初期に渡来したようです。

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葉の脇から花茎を立て、長さ5ミリくらいのほんとに小さな、筒形の花をつけます。
開花時期は本来、7月から9月くらいと言う事なのですが…、この場所では既に、ごく普通に…開花していますね(笑)。花冠の先は唇形で平らに開きます。

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【◇科名:クマツヅラ科 ◇属名:イワダレソウ属(Lippia=フランスの医師で植物学者であった「リッピ(A. Lippi)」に因む ◇学名:Lippia repens(repens=匍匐する)】
◆属名のリッピアの名でも流通しているようです。草丈は10センチから30センチくらいと言う事ですが、この場所のはせいぜい10センチ以下でした。
花の色はココにある白、ないしは淡い紅紫色。

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こちらが、以前に別の場所で見かけた紅紫色の花。

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つけ根の部分にオレンジ色の斑紋があります。

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花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックにわかれています。