ベニバナトチノキ

まだまだ花穂が出来たところで開花はもう少し先かなぁ~( ̄▽ ̄)と思い、全体を見回したら、既に開花しているのがあります。

イメージ 3

==《ベニバナトチノキ》==
葉の先に花柱を立てて咲くので遠目にも分かり易いです。
この花は、マロニエアメリカベニバナトチノキの雑種らしいです。
*因みにトチノキとは「土地の木」から。この土地のという意味。

イメージ 1

普通見かけるトチノキの花は白色ですね。花は5月頃、枝先に雑居性の、大型の円錐花序を直立させて、雄花と両性花を付けます。
イギリスでは、栃の花が咲くころの日曜日を、チェストナッツ・サンデーと呼んで、日本のお花見のように、花を愛でるらしいです。

イメージ 2

《◇科名:栃の木科 ◇属名:トチノキ属(Aesculus=アエスキュラスは、ラテン語の「aescare=食う」が語源。果実が食用や家畜の飼料となるため。初め Quercus petraea の名で、後に転用された。◇学名:Aesculus carnea(紅花栃の木=carneaは肉色の、肉紅色のと言う意味)/Aesculus pavia(アメリカ紅花栃の木)》
雌雄同株です。葉は対生で、10~20cmの長い葉柄があり、葉身は大型の掌状複葉になります。小葉は5~7枚、倒卵状長楕円形。
公園や山の中に落ちている大きな葉と言えば、ホオノキとこのトチノキです。

イメージ 4

果実はこのような倒卵球形です。熟すと3裂して、光沢のある赤褐色の種子がはぜます。