トチノキ(マロニエ)

『ベニバナトチノキ』は別ブログも含めて何度か記事アップしてたのにコッチはまだだったかも…
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トチノキ 栃の木(橡)
樹高は15メートルから20メートルくらいになります。
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葉は手のひら状の複葉で、向かい合って生える対生で、小葉は5枚から7枚くらいあり、形は楕円形。
開花時期は5月から6月で、1、2センチの白い4弁花が鈴なりにつきます。
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花の季節には遠くからでもわかるくらいに大きな花穂で、上を向いていてつきます。
コチラが『ベニバナトチノキ
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花は蜜源となり、花の後にできる実は皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる堅果で、種子は渋をぬいてトチ餅やトチ団子にして食べられます。
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◇科名:トチノキ科 ◇属名:トチノキ属(Aesculusアエスキュラス=ラテン語の「aescare=食う」から。実を食用にしたり家畜の飼料にしたりすることから ◇学名:Aesculus turbinata(turbinatus=西洋独楽ゴマ形の,倒円錐形の)
樹皮は灰褐色から黒褐色。老木では不規則に割れ目ができ、大きく剥がれる。剥がれた跡は波状になる。
材は、ひび割れが少なく、削り面が綺麗なため、器具やすり鉢の最高材とされます。
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トチノキ種子のエスチン(escin)類、イソエスチン(isoescin)類には小腸でのグルコースの吸収抑制等による血糖値上昇抑制活性が認められました。
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パリの街路樹のマロニエは、セイヨウトチノキといわれ実のさやに刺がある。また、マロニエと米国産のアカバトチノキ (Aesculus pavia) を交配したものが『ベニバナトチノキ (Aesculus x carnea)』
小学校の国語の教科書にも採用されている斎藤隆介著の児童文学『モチモチの木』に登場する木は、このトチノキ

俳句では「橡の花」が夏の季語、「橡の実」が秋の季語