アオイスミレ
朝の出勤時に、舗装路と垣根の間から、、、、、
==《アオイスミレ》==
名前は葉の形がふたば葵に似ていることに因んだものです。
スミレ属のなかで目だって花期の早いもののひとつです。普通のソメイヨシノなどの桜のつぼみもまだ堅いうちに咲き始めます。まぁ、先日、この花を含めてスミレを幾つかアップしたばかりですが…。
エライオソームと言う「アリを誘引する物質」を含んだ種子の付属体があるのですが、、、、、、
スミレの仲間は種子を弾き飛ばす仕組みを持っているものが多いですが、この『アオイスミレ』はエライオソームに惹かれたアリに、種子を散布してもらう事で増えていきます。
このような植物をアリ散布植物と呼んでいます。スミレ属の他にも、イチリンソウ属、フクジュソウ属、ミスミソウ属、キケマン属、クサノオウ属、エンレイソウ属、カタクリ属などに200種類くらいはあるとおもいます。
花期の葉は両側が巻いています。距は太くずんぐりしていて、でこぼこしています。
雌しべの花柱の先がカギ型に曲がる(花の似たタチツボスミレの柱頭はほぼまっすぐ)。 似た柱頭を持つものはエゾアオイスミレとイブキスミレくらいですね。
ちょっと見には『タチツボスミレ』に似ていますが、全くちがうグループです。
毛が多く,匐枝があることで見わけられますが、じっくりと観察すれば、花の咲き方もずいぶん違いがあることが判ります。
アオイスミレの方がどちらかというと、花立ちが悪く、葉の上に花をのせるように咲きます。
また花弁が波うちすっきり開かないことが多いです。花にはよい香りがあります。
葉っぱは、葉円心形で先が円く、托葉の縁に毛があります。種子は半透明でぜりー状のエライオソームを付けています。
よく似た『エゾアオイスミレ』は匐枝がなく,葉先がとがるものが多いようです。アオイスミレよりも標高の高いところか北の地方で生育しています。
==《アオイスミレ》==
名前は葉の形がふたば葵に似ていることに因んだものです。
スミレ属のなかで目だって花期の早いもののひとつです。普通のソメイヨシノなどの桜のつぼみもまだ堅いうちに咲き始めます。まぁ、先日、この花を含めてスミレを幾つかアップしたばかりですが…。
エライオソームと言う「アリを誘引する物質」を含んだ種子の付属体があるのですが、、、、、、
スミレの仲間は種子を弾き飛ばす仕組みを持っているものが多いですが、この『アオイスミレ』はエライオソームに惹かれたアリに、種子を散布してもらう事で増えていきます。
このような植物をアリ散布植物と呼んでいます。スミレ属の他にも、イチリンソウ属、フクジュソウ属、ミスミソウ属、キケマン属、クサノオウ属、エンレイソウ属、カタクリ属などに200種類くらいはあるとおもいます。
花期の葉は両側が巻いています。距は太くずんぐりしていて、でこぼこしています。
雌しべの花柱の先がカギ型に曲がる(花の似たタチツボスミレの柱頭はほぼまっすぐ)。 似た柱頭を持つものはエゾアオイスミレとイブキスミレくらいですね。
ちょっと見には『タチツボスミレ』に似ていますが、全くちがうグループです。
毛が多く,匐枝があることで見わけられますが、じっくりと観察すれば、花の咲き方もずいぶん違いがあることが判ります。
アオイスミレの方がどちらかというと、花立ちが悪く、葉の上に花をのせるように咲きます。
また花弁が波うちすっきり開かないことが多いです。花にはよい香りがあります。
葉っぱは、葉円心形で先が円く、托葉の縁に毛があります。種子は半透明でぜりー状のエライオソームを付けています。
よく似た『エゾアオイスミレ』は匐枝がなく,葉先がとがるものが多いようです。アオイスミレよりも標高の高いところか北の地方で生育しています。