カンアオイ

葉っぱだけ、、、、、、のようですが…花が咲いてます。『カンアオイ』です。

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葉っぱがこれだけ目立ってれば気づきます♪葉っぱを分けて葉っぱの下を覗いてみたら…

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ありました。咲いてましたね~。コレが花です。カンアオイの花は見た目には異様な姿ですが、この常緑の葉に人気があって、観葉植物として栽培されています。
==《カントウカンアオイ 関東寒葵》==

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萼が波打ってませんね。花期は『タマノカンアオイ』よりもずっと早く、晩秋から真冬の頃にはもう花開いています。
結構花がありました。この植物を知らないと、こんな花があるなんて思わないでしょうね。
《◇科名:ウマノスズクサ科 ◇属名:カンアオイ属(Asarum=アサラム。ギリシャ語の「a=無」+「saroein=装飾」または「a=無」+「saron=小枝」に由来) ◇学名:Asarum kooyanum var. nipponicum(nipponicum=日本の本州の)》
名前は三浦半島静岡県の関東地方に分布することから。
単にカンアオイというと、このカントウカンアオイをさします。
地下部を『土細辛(ドサイシン)』といい生薬にされます。

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仲間には多摩丘陵などに生育す『タマノカンアオイ伊豆半島の『シモダカンアオイ新潟県の『コシノカンアオイ』などの固有種や『フタバアオイ』(水戸黄門でお馴染みです。フタバアオイの通常の葉の数は2枚なのですが、3つの葉をもつフタバアオイは稀で、三つ葉葵は架空のもの)。
『コシノカンアオイ』(←記事)は、花期は3月下旬~5月です。
その他にも『ヒメカンアオイ』『ジンダイジカンアオイ』『オナガカンアオイ』『ウスバサイシン』などがあります。
『ウスバサイシン』と同じく種子は真下にこぼすだけです。そのため自生の範囲が狭く絶滅危惧種やその予備軍が多くあります。
でもこんな時期にある目立たない花です。一体誰が花粉を運ぶンですかね?
カンアオイの地域変異が多い理由となると断定は難しいですが、所謂『ポリネーター(花粉を運ぶ役割を果たしてくれる生物)』の移動能力の問題というのはあるかもしれませんね。