アケビコノハ(幼虫)

成虫ではなくて幼虫の画像です。とにかく特徴の有る幼虫ですね。
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これは『アケビコノハ』と言う、木の葉そっくりの前翅を持った、大きなシタバガの仲間の幼虫です。
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この幼虫は主にアケビの木にいるので、当然心当たりのアケビの木を見て回っていたのですが....

地元では見つけられなかったのですが、都内の公園を廻っている時に、東京港野鳥公園でボランティアをなさっている方と出会ったのですが、その方が「今”アケビコノハ”の幼虫が出ていますよ」と教えてくださったのです。ナント…野鳥公園ならば勤務先からすぐ近くです。とは言っても…勤務あけの時間からだと、少し何処かで時間を潰さねば、開園時間になりませんけどね。
ま、オイラにとっては野鳥公園の近所の…公園を歩いていればいいだけなので(爆)容易いモノです。

さて、アケビの木の所で探したのですが…あれ?見つからない。3~4分探してやっと見つけました。ん~~??あの方のお話だとたくさん出てきていたと...もういなくなっちゃったのか?
まぁ、取り敢えずは見つけることが出来たので♪
お子様連れのお父さんが近くに来たので、一応…「面白いのがいるよ~」と、、、、
その後歩き回って、『ニイニイゼミ』や『リュウキュウツヤハナムグリ』がワンサカいるのを見て、ビックリ。ネイチャーセンターの大きなガラス窓に『ヨツスジトラカミキリ』迄見つけて、満足。他は見つからずにハズレだったけどね~、まぁいいや、最後にもう一回『アケビコノハ』を見ておくか?

ところが…今度は最初探さなかった方を見上げると「アレ…ここにもいた」「ありゃ、あそこにも」
あっれぇ~~??なんで最初は見つけられなかったンだ?
紫がかった黒色のものと緑色?のものがいます。
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アケビコノハ 通草木の葉蛾
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2対の大きな眼状紋を持っていて、危険を察すると、このような独特のポーズをとります。
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チョウ目 ヤガ科 クチバ亜科 ◇Adris tyrannus

成虫の大きさ(開張)は、95-100mmあります。
活動時期は5-10月。
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成虫の後翅は橙黄色で目玉模様のような黒色の紋があります。
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幼虫は、アケビ、ムベ、ヒイラギナンテンなどの葉を食べるのですが、成虫は果実を吸汁します。
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で…そうなると、当然成虫も見たかったのですが、探しても見つからず。
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