海苔の日

さて皆さんは節分の日に【恵方巻き】お召し上がりになりましたか?
で、その恵方巻きには必ず無ければならないのが…海苔です。海苔が無きゃ巻く事が出来ませんからね。

2月6日今日は『海苔の日』でございます。
【全国海苔貝類漁業協同組合連合会】が、1966(昭和41)年に制定し、翌年から実施されています。
702(大宝元)年1月1日(新暦2月6日)、大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産として年貢に指定されたことと、このころに海苔の生産の最盛期を迎えることから記念日として制定。

海苔という名前は、岩場に付着したヌルヌルした物だったので「ヌル」と言っていたのが、ノリに変化したものだと言われているそうです。

飛鳥・奈良時代には、海苔は高級品だったので、税金替わりに納めていたと言う記録があります。
昔からある浅草海苔の名は、浅草で採れたからではなく、浅草の雷門近くにあった永楽屋が深川などで採れた海苔を卸していた事からそう呼ばれるようになった物。それが将軍家御用達になり、海苔の一大ブランドとなった。

フランスでは日本食ブームが起こるまでは、昆布や海苔などの海草類は食べられる事は無かったのです。それまでは海の雑草として処分されていました。食文化の違いですよね~。

因みに…以前に別ブログで説明しましたが、【恵方巻き】のそもそもの由来ですが、恵方と言うのは、陰陽道でその年の干支によって定められた最も良いとされる方角のことです。その方向に歳徳神(としとくじん)がいるといわれています。その恵方に向かって無言で巻き寿司を食べるで、一年間幸せでいられるという事ですね。このことから「恵方巻き」や「恵方寿司」と呼ばれるようになったのですがって…
イヤ…チョット待ってくださいよ~~!そもそもですね…口いっぱいに頬張ってるのに、喋る事は出来ないでしょ~www。第一口いっぱいに食べ物を入れてお喋りしちゃ、お行儀が悪いですよね(笑)。
で、その話は\(’∀’\/ ̄Д ̄)/コッチへ置いといて....

巻き寿司を切らずに食べるというのは、【縁を切らない】と言う意味が込められており、具材がたくさんありますが、コレは七福神に因んで七つの具材を入れるのです。
この巻き寿司の起源は、江戸時代の末期で、大阪の船場で、商売繁盛の祈願として始まったものです。
一時期廃れたのですが、1970年代後半に道頓堀でのイベントとして【大阪海苔問屋協同組合】が復活させたもので、それを1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名として「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことで広まったとされています。
つまり…商業イベントでございますね。