あじさい祭 高幡不動

過去2年間、紫陽花で有名なところへ行っていなかったので、久しぶりに『高幡不動』へ行ってきました。


http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/35886316.html高幡不動』](←以前の別ブログの記事)


境内には約7500株の紫陽花が咲いているそうです。明月院が2000株だそうですから凄い数です。

山内八十八ヶ所巡拝路を辿っていくと、参拝しながら紫陽花の観賞ができます。
今回は、朝から腰の調子が思わしくなく…とてもじゃないけど、そんな余裕はなくて、コースを廻るだけで精一杯...

『四季の道』と呼ばれる小道には山紫陽花が多く植えられています。



自生している紫陽花もたくさんあってそれは見事です。


アジサイの語源ですが、諸説入り乱れていてどれが正しいとは言えないようです。
一般的に有力な説としては、集真藍(あづさあい)で、「あづ」は集まる、「さ」は意味のない接頭語「藍」は青の意味とされています。
イメージ 15幕末から明治にかけて多くのアジサイ属の珍しい種が日本でさがしだされ、ヨーロッパに渡りました。
江戸時代の1609年にドイツ人「ケンペル(Kaemper)」が2年間日本に滞在し、多くの日本の植物のことを記した著書の中に「vulgo Adsai」「Ansai」という文字が見られます。1775年にはスウェーデン人「ツェンベリイ(Thumberg)」が、何種類ものアジサイの標本を本国へ持ち帰っています。しかし彼はガマズミの仲間と思い「Viburnum macrophylla」と命名。のちの学者によって「Hydrangea」に訂正されました。
イメージ 14紫陽花の歴史は『万葉集(759年=現存する最古の歌集)』に初めてアジサイ(「味狭藍」「安治佐為」)と、名前が出てきます。
その後『新選字鏡894~900年)』にも「安知左井」『倭名類聚抄(930~937年)』には「安豆佐為」として記載があります。後にアジサイに何か漢名をあてはめる必要に迫られたとき、唐の詩人白楽天の詩の中から日本のアジサイとは全く別植物の「紫陽花」を持ち出してきたため、アジサイは「紫陽花」となりました。その為中国渡来の植物との誤解している場合があるようです。この別物の(笑)「紫陽花」は、中国の招賢寺という寺にあった名の知れぬ山樹に咲く花で、色は紫、芳香を放つ仙界の麗花であったと言われ、日本のアジサイとは何の関係ありません。


紫陽花には、大きく分けて日本原産の山アジサイと西洋アジサイがあります。山アジサイの別名はガクアジサイ、色がついた花のように見えるところは実はガクです。この部分を特別に装飾花と呼ぶこともあります。では、本当の花はどこにあるかというと、中央にあるつぼみのような部分です。




アマチャ
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山紫陽花の一品種で『紅(くれない)』です。
七変化・・・白から濃赤に変化します。同じ花とは思えないくらいに変身します。



山内の高台に高幡城址がありますが…今回はパスです。
腰が痛くて、もうとてもじゃないけど、階段を登る気が失せておりました。地元へ戻った後、整骨院へ行きましたが、鍼をうって貰うときに「今日はかなり…きてますね~」と言われました。