ホソバテンジクメギ

赤と緑のクリスマスカラーの葉っぱが目を引きます。戦後に渡来した植物と言う事ですから比較的新しい植物と言う事になりますね。
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常緑ですが、紅葉が綺麗です。古葉が紅葉するので緑葉と紅葉が混ざります。 
緑と赤がクリスマスの色を思わせる鮮やかな紅葉です。今のシーズンにピッタリ? 
ホソバテンジクメギ 細葉天竺目木
『メギ』より葉が細く常緑性の低木。高さは1~2メートル程度です。分布原産地は中国西南部で、日本には戦後に渡来しています。
秋でなくても葉が古くなると紅葉します。
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葉は細長く、互い違いに生える互生です。
葉の縁には棘状の鋸歯があります…が、なんと言っても大きな特徴は…
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この三本の大きな棘です。
◇科名:メギ科 ◇属名:メギ属(Berberis=この植物の果実に付いたアラビア名 berberys に由来。また一説には葉の形が(貝殻=berberi)に似るためとも云われています) ◇学名:Berberis sanguinea(sanguineus=血紅色の)
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別名は『ホソバアカメギ(細葉赤目木)』で、常緑であっても葉が赤く紅葉することから。
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花は、4月から5月にかけて、黄色い花を十数個まとまってつけます。
花の後にできる実は果皮が肉質で液汁が多い液果。実は、はじめは赤く、秋に黒紫色び熟します。
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これが同じ仲間でよく似ています。 記事ヘビノボラズ
棘の様子はソックリです。