ミヤコグサ(エボシグサ)

初夏、エンドウに似た花形で、黄色い花を咲かせる日本に自生するマメ科ミヤコグサ属の耐寒性多年草です。
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ミヤコグサ(都草) 
草丈は15~30cmくらいです。4月から6月。花径は1.5cm程度です。
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道端や野原、海岸で見られると言われてる野草ですが、どうもオイラの廻るフィールドではそれほど見かけませんね。コレは調布飛行場の中。フェンス越しに撮したので手前に邪魔な草が映り込んでいますが…。
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名前は京都によく見られるので『都草』と名付けられたと言われていますが、一説には漢名のミャクコングサ(脈根草)が訛ったという説もあり、確かではないようです。
別名では『烏帽子草』と呼ばれますが、これは花の形が烏帽子に似ていることから付いています。
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◇科名:豆科 ◇属名:ミヤコグサ属(Lotus=ギリシャ名) ◇学名:Lotus japonicus(=Lotus corniculatus var. japonicus)
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以前にもう一つのブログで記事アップしてますので内容は同じに…m(_ _)m 
近年、欧州からの帰化植物でセイヨウミヤコグサという同属の植物が入って来ていますが、セイヨウミヤコグサは葉茎や萼に白毛が生えており全体的に白っぽく見えます。ミヤコグサは毛が生えていないので葉茎が緑々しています。 また、似た花に、花が赤くなるニシキミヤコグサ(錦都草)があります。