コンロンソウ

和名は中国の崑崙山に白い雪が降り積もっている様子に由来したもの。
花の形は同じアブラナ科の『タネツケバナ』に似ています。

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==《コンロンソウ/崑崙草》==
コンロンソウは北海道から九州、朝鮮・中国・シベリア東部に分布する多年草で、タネツケバナはあちこちに見かけますが、コチラは渓流沿いなどの湿った場所や流水辺に生育します。

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この仲間としては比較的大型で、草丈は30-70cmになります。

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根本から地表を這う匍匐茎を出して繁殖して、群落を形成します。
茎の先にアブラナ科特有の十字状花を多数つけます。

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花は4月から咲き始め、初夏まで次々と白い花を付けます。
【◇科名:アブラナ科 ◇属名:タネツケバナ属(Cardamine=タガラシの一種の花のギリシャ名「kardamon」のことばに由来 ◇学名:Cardamine leucantha(Tausch)O.E.Schulz(leucanthemus=白い花の)】

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