カンスゲ

伊豆諸島と熱海市初島に分布し、林の中や草地に生え、1月から4月の寒い時期に開花時期があるので、この名前がある常緑多年草
大島寒萓
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草丈は30センチから40センチくらいで、根際から線形の葉が生える。
雌雄同株で、頂小穂には雄花、側小穂には雌花がつきます。

某元首相には関係ありません。挿げ替える、管挿げじゃなくて(笑)…『寒菅』です。しかし…なんか意味が同じように思えちゃいますが…(笑)。
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冬でもつやのある固い葉をたくさんつけていることから「寒菅」
葉は 線形で硬く暗緑色で、基部に黒っぽい鞘(さや)がつきます。
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◇科名:蚊帳吊草(かやつりぐさ)科 ◇属名:スゲ属(Carex(カレックス)=Cladium mariscus(ヒトモトススキの近似種)の古代ラテン名。又はその鋭い葉に起因したギリシャ語の「keirein=切る」を語源とする説もあります。「shear-grass」 の英名があります。 ◇学名:Carex morrowii(morrowii=採集家「モロー」の」)
山地の乾いた林内に生えます。花は『一人静(ひとりしずか)』に似ていますね。→『ヒトリシズカ』
北海道西南部以南から本州、四国・九州それに朝鮮 半島南部に分布しています。
高さは20㎝~40㎝ほどになります。
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雌雄異株。花茎の先端に雄小穂、中程に雌小穂をつけます。
多分コチラは『大島寒菅』*Carex oshimensisだと思います。
伊豆七島の特産種。
環境に強く、海岸付近から山頂まで生育します。
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葉は硬質で幅5ミリ程度で、大きな株を作ります。
名前は伊豆諸島の大島に由来。
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◇学名:Carex oshimensis