オオシマカンスゲ

梅の花ばかり記事アップしているので、たまには足下の植物を…

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==【オオシマカンスゲ】==
冬でもつやのある固い葉をたくさんつけていることから「寒菅」
葉は 線形で硬く暗緑色で、基部に黒っぽい鞘(さや)がつきます。

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《◇科名:蚊帳吊草(かやつりぐさ)科 ◇属名:スゲ属(Carex(カレックス)=Cladium mariscus(ヒトモトススキの近似種)の古代ラテン名。又はその鋭い葉に起因したギリシャ語の「keirein=切る」を語源とする説もあります。「shear-grass」 の英名があります。 ◇学名:Carex morrowii(morrowii=採集家「モロー」の」)*Carex oshimensis》
北海道西南部以南から本州、四国・九州それに朝鮮 半島南部に分布しています。

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山地の乾いた林内に生えます。花は『一人静(ひとりしずか)』に似ていますね。高さは20僉40僂曚匹砲覆蠅泙后
雌雄異株。花茎の先端に雄小穂、中程に雌小穂をつけます。

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このオオシマカンスゲは、伊豆七島の特産種。名前は伊豆諸島の大島に由来。環境に強く、海岸付近から山頂まで生育します。
葉は硬質で幅5ミリ程度で、大きな株を作ります。