ツノロウムシ

あちこちに見かけますよね~|( ̄3 ̄)|この迷惑なヤツ。

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==《ツノロウムシ(ツノロカイガラムシ)》==
灰白色の大きなドーム型ロウ殻をつくるカイガラムシの仲間です。本来の虫体は暗赤褐色~暗紫褐色。
ミカン、カキ、ツバキ、ヒサカキ、モチノキ、ナシ、モモ、マサキ、ケヤキなど様々な植物に付き、公園や人家の庭などでも、多数の個体が枝に付着しているのをよく見かけることがあると思います。

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カメムシ目 腹吻亜目 カタカイガラムシ科 ◇Ceroplastes ceriferus】
大きさはせいぜい6-9mm。♀です。日本国内にはオスは見られず、メスだけで単為生殖しているのです。産卵数は5000にも達するらしいです。

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発生時期は1年中。
蜜滴の分泌によるすす病の発生が著しいのですが、多くの寄生蜂がいるので、薬剤防除を間違えると天敵を減らし、かえって増えることがありますね。成虫で越冬します。虫体の下に産卵して、6月に幼虫が現れます。年1回発生。