ホオズキカメムシ

ナス科の植物を汁を好んで吸い、平地、海岸の、雑草間で見られるカメムシです。
ホオズキヒルガオ科の植物上しばしば集団になります。
ホオズキカメムシ 酸漿亀虫/鬼灯亀虫
イメージ 1
平地、低山、人里などで、普通に見かけるカメムシです。
濃茶色で、腹部側面に縞模様があるカメムシ。体表面に細かい短毛がはえています。
イメージ 2

カメムシ目 カメムシ亜目 ヘリカメムシ科 ヘリカメムシ亜科 ◇Acanthocoris sordidus

活動時期は、5月~8月。体長は10mm~13mmになります。体色は光沢のない灰黒褐色です。体表に灰色の密毛と黒色の剛毛が生えています。
イメージ 3
前胸背の前側縁は細かい鋸歯状で、正中部には淡色の縦条があります。半翅
鞘膜質部は暗褐色で光沢があり、結合板は薄い葉状で黒褐色です。
イメージ 4
後脚の腿節が太く目立ちます。
ナス科の植物の葉裏に、赤褐色で光沢があり、一定の間隔をあけて産卵します。幼虫は成虫に似た姿です。卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。
成虫のまま越冬します。