クサレダマ

名前だけ聞くと、どうも良いイメージがない花です。その名前は【クサレダマ】

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夏になると香りの良い、鮮やかな黄色の花を咲かせます。
漢字で書くとこうなります。
==《草連玉》==
漢字の名前を見れば変なイメージは湧かないですよね~~( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
名前の由来は、マメ科の『レダマ』という木に似た草と言う意味なの…ですが、花はレダマとは、あまり…と言うか、オイラは全然、似て無いと思いますがね~(笑)。

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ホント植物の命名って不思議なのが多いです。因みにコレ→《→http://www.weblio.jp/content/%E3%82%8C%E3%81%A0%E3%81%BEれだま》
【◇科名:桜草科 ◇属名:オカトラノオ属(Lysimachia=リシマチア、リシマキア。マケドニアの王「リュシマコス=Lysimachusの名から。又は「lysis=解ホドける」+「mache=競争、争い」。伝説によると「Lysimachus王」は猛り狂った牡牛に襲われ、あわやと云う時にこの植物を振ったら牛が鎮まったと云うことです ◇学名:Lysimachia vulgaris var. davurica(vulgaris=普通の/davurica=シベリアのダブリカ地方の)】
この花の色から別名は『イオウソウ(硫黄草)』。別名の方が良いイメージ。英名は『Yellow loosestrife』
草丈は50センチから100センチくらいで、地下茎で繁茂して群落を形成します。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える対生。3、4枚を輪生させることもあります。
葉には柄はなくて先は尖り鋸歯はありません。

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開花時期は6月から8月で、茎先に円錐花序を出して黄色い花がたくさん咲きます。 花冠の先は5つに深く裂けます。
萼片は5枚、雄しべも5本。花の後にできる実は朔果です。