ガウラ

細長い花茎が風に揺れ小さな蝶が舞っているように見える花です。
ガウラ(ハクチョウソウ)
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《◇科名:赤花科 ◇属名:ガウラ属(Gaura=華麗な、堂々としたと言う意味のギリシア
◇学名:Gaura lindheimeri(=リンドヘイメリは採集家「リンド・ハイマー(Ferdinand Lindheimer)」の名に因んだもの》
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和名は『ハクチョウソウ(白蝶草)』。
白い蝶が飛んでいる姿に例えられたものです。
アメリカのテキサス、ルイジアナ原産の多年草です。
長く伸ばした茎の先端に少しピンク色がかった白花茎が細く弓なりに曲がって伸び、先が長い花穂になって葉の上に突き出るように咲きます。
花は春から秋の長期間絶え間なく次々と咲かせます。
花の大きさは1.5cmくらいです。
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次々と花を咲かせますが、ひとつひとつの花の寿命は短いです。
株が花で埋まるような豪華さはありませんが、素朴で風邪が吹くとまさに名のとおり、白い蝶が舞っているように見え、近寄って覗き込みたくなる味わいがあります。
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オイラの好きな野草の一つです。コレは横浜のみなとみらい地区で。
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ヤマモモソウ(山桃草)という別名があります。淡いピンク色の花を咲かせるところから名付けられました。
品種としては、濃いピンク色の花を咲かせる「シスキューピンク」、白とピンクのグラデーションの花が美しい「コロナ」と言う品種や、斑入り葉などの園芸品種が出回っています。
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6月9日 の誕生花です。 花言葉「行きずりの恋」「清楚」

蝶の名が入った花としては『西洋風蝶草』(←)がありますね。アチラの方が少し派手で、園芸用としては人気があるんですよね。