スイートピー

白花の エンドウ となると区別は難しいが、香りや麝香という別名があるように、良いに匂いがするのがこのスイートピーです。
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スイートピー sweet pea
香豌豆(カオリエンドウ)、麝香連理草(ジャコウレンリソウ)、麝香豌豆(ジャコウエンドウ)などの和名があるんですが、まぁほとんど用いられていないでしょう。
スイートピーが標準和名として流通してますね。
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花の色が豊富ですよね~(*゚▽゚*)
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◇科名:マメ科 ◇属名:ハマエンドウ属/レンリソウ属(Lathyrus=ギリシャ語の「la =非常に」+「thyros =情熱的」 から。この属の1種に催淫性があると信じられ名づけられたもの) ◇学名:Lathyrus odoratus(odoratus=よい香りのする)
ハマエンドウ にもっとも近いです。別名のレンリソウの連理とは ヒロハノレンリソウ や ツルナシレンリソウ のように2枚で1対の葉をつけることから。
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葉の脇から20センチくらいの花茎を出し、大きな蝶形の花をつけます。
一年草で、原産地はシチリア島。イギリスで品種改良が行われました。
日本へは一部では明治時代とも言われてますが、江戸時代に渡来したのが正しいようです。
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蔓性で長さは3、4メートルにも達します。
全体に粗い毛が生えていますね。
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葉は緑色の羽状で、先端は巻きひげとなって他の物にからんで這い上がっていきます。
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開花時期は5月から6月ですが、今では夏咲き系や冬咲き系などもあるようです。
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萼は釣鐘形で先は5つに裂けます。
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原種の色は淡い紫色なのですが、白、ピンク、オレンジなど色も豊富。
今では、覆輪や絞りの品種、大輪多花系、矮性品種などもあるようです。
名前の通り、甘酸っぱい香りがするので切り花としてもよく利用されてます。
花の後に豆果が出来ますが…食用にはならない。
元々、有毒植物であり、多食すれば麻痺や歩行困難を引き起こす危険がありますよ。

花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」