バクチノキ
傑作な木の名前の一つですね。『バクチノキ』です。今の時期、花が咲いてます。==【バクチノキ(博打の木)】==
樹皮が剥がれて木肌が赤いのが目立ちます。この木は、木がある程度太くなると灰褐色の樹皮が鱗状に剥がれ落ちて、その後が鮮やかな赤褐色になります。このようすをバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたとされ、江戸時代には博徒の信仰の対象になったとさえいわれます。 《◇科名:バラ科 ◇属名:サクラ属(Prunus=スモモが語源) バクチノキ亜属 ◇学名:Prunus zippeliana(zippeliana(zippelianus=採集者ジッペルの)》は~~い驚いたでしょ(笑)。これでもナント桜の仲間なんですよ~。葉はやや革質で葉縁に鋭い鋸歯があり、見た目は『タラヨウ』などのモチノキ科樹木のように見えますが、実は上記したようにバラ科。 但し花は一般のサクラのような花とは違いますが、薔薇科だというその証に、花はウワミズザクラやイヌザクラのような総状花序につくことや、葉柄の上の方にイボのような一対の密腺があります。
因みに咲く時期は違いますが、コレが【イヌザクラ】日本産の常緑性のサクラ亜科は、このバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろと、サクラ?としては例外的です。
秋、9月から10月頃に径が6mmくらいで、白色の五弁花を葉腋に出る短い花穂に密につけます。
果実は黒紫色をしています。翌年初夏に成熟します。 夏に出来る実。
葉からとられる「ばくち水」と呼ばれる液は、沈咳・沈静の薬になります。
また樹皮は黄色染料の製造原料となります。 別名の【ビランジュ】はインドの"毘蘭樹"と誤ってあてたものといわれています。
☆また別名で『アコノキ』『サルコカシ』とも言われます。『アコノキ』は赤の木から変化した名前で『サルコカシ』は猿落と書きます。登ろうとしても樹皮と一緒に落ちてしまうからと…☆
【セイヨウバクチノキ】というのもありますが、花のつき方とかが違います。
樹皮が剥がれて木肌が赤いのが目立ちます。この木は、木がある程度太くなると灰褐色の樹皮が鱗状に剥がれ落ちて、その後が鮮やかな赤褐色になります。このようすをバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたとされ、江戸時代には博徒の信仰の対象になったとさえいわれます。 《◇科名:バラ科 ◇属名:サクラ属(Prunus=スモモが語源) バクチノキ亜属 ◇学名:Prunus zippeliana(zippeliana(zippelianus=採集者ジッペルの)》は~~い驚いたでしょ(笑)。これでもナント桜の仲間なんですよ~。葉はやや革質で葉縁に鋭い鋸歯があり、見た目は『タラヨウ』などのモチノキ科樹木のように見えますが、実は上記したようにバラ科。 但し花は一般のサクラのような花とは違いますが、薔薇科だというその証に、花はウワミズザクラやイヌザクラのような総状花序につくことや、葉柄の上の方にイボのような一対の密腺があります。
因みに咲く時期は違いますが、コレが【イヌザクラ】日本産の常緑性のサクラ亜科は、このバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろと、サクラ?としては例外的です。
秋、9月から10月頃に径が6mmくらいで、白色の五弁花を葉腋に出る短い花穂に密につけます。
果実は黒紫色をしています。翌年初夏に成熟します。 夏に出来る実。
葉からとられる「ばくち水」と呼ばれる液は、沈咳・沈静の薬になります。
また樹皮は黄色染料の製造原料となります。 別名の【ビランジュ】はインドの"毘蘭樹"と誤ってあてたものといわれています。
☆また別名で『アコノキ』『サルコカシ』とも言われます。『アコノキ』は赤の木から変化した名前で『サルコカシ』は猿落と書きます。登ろうとしても樹皮と一緒に落ちてしまうからと…☆
【セイヨウバクチノキ】というのもありますが、花のつき方とかが違います。