バクチノキ(一応…サクラ🌸属)
サクラ🌸の書庫に入れていいものか?考えたのですが、サクラ属ですからね。
==《バクチノキ 博打の木》==
別名は『ビランジュ(毘蘭樹)』『ハダカノキ』『ネツサマシ』これでもサクラ属の植物です。 木がある程度太くなると灰褐色の樹皮が鱗状に剥がれ落ちて、その後が鮮やかな赤褐色になります。このようすをバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたとされています。
江戸時代には博徒の信仰の対象になったとさえいわれていますが…( ^ω^ )。 【◇科名:バラ科 ◇属名:サクラ属(Prunus=スモモが語源) バクチノキ亜属 ◇学名:Prunus zippeliana(zippeliana(zippelianus=採集者ジッペルの)】
日本産の常緑性のサクラ亜科は、このバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろと、サクラ?としては例外的です。葉は革質で長さ8~14cmで葉柄は1cm。両面とも無毛で、裏面はくすんだ淡い緑色をしています。葉の縁は裏面側に曲がり込み、鋭い鋸歯の先端は腺体となっています。サクラ属では、部分的にしろ、鋸歯の先端が腺になることが多いです。
葉からはバクチ水というのが採取され、キョウニン水の代用として鎮咳去痰の効果が知られています。
黄色染料の製造原料。
♥神奈川県小田原市にあるバクチノキの巨木は、『早川のビランジュ』として国の天然記念物になっています。♥
==《バクチノキ 博打の木》==
別名は『ビランジュ(毘蘭樹)』『ハダカノキ』『ネツサマシ』これでもサクラ属の植物です。 木がある程度太くなると灰褐色の樹皮が鱗状に剥がれ落ちて、その後が鮮やかな赤褐色になります。このようすをバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたとされています。
江戸時代には博徒の信仰の対象になったとさえいわれていますが…( ^ω^ )。 【◇科名:バラ科 ◇属名:サクラ属(Prunus=スモモが語源) バクチノキ亜属 ◇学名:Prunus zippeliana(zippeliana(zippelianus=採集者ジッペルの)】
日本産の常緑性のサクラ亜科は、このバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろと、サクラ?としては例外的です。葉は革質で長さ8~14cmで葉柄は1cm。両面とも無毛で、裏面はくすんだ淡い緑色をしています。葉の縁は裏面側に曲がり込み、鋭い鋸歯の先端は腺体となっています。サクラ属では、部分的にしろ、鋸歯の先端が腺になることが多いです。
葉からはバクチ水というのが採取され、キョウニン水の代用として鎮咳去痰の効果が知られています。
黄色染料の製造原料。
♥神奈川県小田原市にあるバクチノキの巨木は、『早川のビランジュ』として国の天然記念物になっています。♥