スイセンノウ

丘陵の低木地帯や岩の多い場所などに生えナデシコ科の花ですが、乾燥に強いので、ロックガーデンなどの乾燥する場所の植栽に利用されています。ですが、花壇だけではなく、最近はこのように野生化しているものもあるようですね~。
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スイセン水仙では無く....花色が赤く、ここから赤い顔で酔っぱらった人を連想して名づけられた名前。
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あ…オイラは呑兵衛ですが、赤い顔して騒いだりはしませんぞ(笑)
だって、最近は歳のせいか(笑)そんなにアルコールには強い方じゃ無く寝ちゃいますから..
スイセンノウ 酔仙翁
ヨーロッパ南部が原産です。全体に白い綿毛が密生するのが特徴。
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草丈は50センチから70センチくらいで、葉は笹の葉のような形の披針形で、対生につきます。
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葉も茎も柔らかい白毛で覆われているのが特徴です。
◇科名:撫子科 ◇属名:センノウ属(Lychnis=リクニス。ギリシャ語の「lychnos=炎・ランプ」に由来。花の色からで、アリストテレスの弟子のテオフラストスが用いた ◇学名:Lychnis coronaria(coronaria=花輪に使う(適した)/花冠のある)
枝の先端のところに赤い5弁花が咲きます。白いのもあります。
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仙翁は属名で、センノウの名称は、昔、京都嵯峨にあった『仙翁寺(せんのうじ)』にあったことによるもので、日本には6種があります。
『センジュガンピ Lychnis gracillima (Rohrb.) Makino』『フシグロセンノウ Lychnis miqueliana Rohrb.』『エゾセンノウ Lychnis fulgens Fisch. ex Spreng.』『マツモトセンノウ Lychnis sieboldii Van Houtte』『オグラセンノウ Lychnis kiusiana Makino』『エンビセンノウ Lychnis wilfordii (Regel) Maxim.』。ガンピセンノウやセンノウは古くから観賞用として栽培されていたようです。
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別名は『フランネル草』
花径は2センチから3センチです。
※全く別の花ですが、フランネルの仲間としては以前に『フェアリーホワイト』を記事アップしています。
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周りの白いのは萼片で真ん中に集合花があります。名前のように魅力的な花。

因みに…『フシグロセンノウ』はコチラ。記事→フシグロセンノウ
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*今日の別ブログの記事は→『クマシデ』『ミドリシジミ♀』です。コチラもよろしくね。