ハダカ…

名前にハダカ…とつきますが、、、、
モチロン…他人様のハダカを載せると倫理規定に触れますので、、、、、
植物でございます。エ???なんだガッカリ??
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散策コースの自然園に咲いていましたが、まだ案内板には名前が載っていませんでした。
で…周りを歩いていた方達が「なんて花?」と迷っておられたので、お答えしました。
ハダカホオズキ 裸酸漿
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湿地や山間の林道沿い、藪などに生えます、草丈は60センチ~1メートルになる多年草です。
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葉は卵状長楕円形~長楕円形で長さ8センチから18㌢センチで、先は尖って基部は狭まって短い柄があります。鋸歯はなく全縁で無毛です。
◇科名:ナス科 ◇属名:ハダカホオズキ属(Tubocapsicum=「tubus=管」+「Capsicum=ナス科の一属名」。萼の膨らみが筒形に見えるから) ◇学名:Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino(anomalus=変則の,異常の)
下向きに咲く小さな花なので、上から見ているだけだと、あまり目立ちません。
ここは木道脇に咲いているので、何とか観察できます。花を下から見ると…。
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葉腋から2個~4個の花柄をだし、淡黄色で花冠の直径約8ミリくらいの花を下向きにつけます。
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花期は8月~10月です。萼は浅い皿状で、先は平たくなり分裂ません。
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花弁の先端が5浅裂し、裂片は反り返ります。花後に出来る実が、ホオズキのように萼が果実を包まない事が名前のハダカの由来になっています。
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この果実は液果で直径が8ミリ~1センチ程度です。やや縦長の球形で最初は緑色。
以前の別ブログの画像ですが、一足早く、晩秋に赤く熟した果実の画像を…
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-b7-bf/chameleon_arms_blue/folder/1332962/95/40817895/img_0?1384823770.jpg