アンデスの乙女(ハナセンナ)

アンデスの乙女花の名前なんですよ。
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ユニークな蘂(しべ)の形をしていますよね。
カッシア (ハナセンナ) アンデスの乙女
南アメリカ地方原産で11月頃まで見ることができます。濃い黄色の5弁花が咲きます。
『カッシア』『ハナセンナ』という名前よりも流通名の『アンデスの乙女』の方が知られてると思います。
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◇◇科名:豆科 ◇属名:カワラケツメイ属(Cassia=カッシア。香料植物桂皮(Cinnamomum Cassia)に付けられた古代名。ヘブライ語の「gasta=皮を剥く」の語源。後にマメ科の属名に転用。 ◇学名:Cassia corymbosa(corymbosus=散房花のある)※あるいはCassia multijuga
夜は葉が寝ちゃいますwww(つまり、葉を閉じてしまいます)。
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これ、白花があるらしい…?のですが、オイラはまだ見かけた事がないですね~。
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葉は画像のようにマメ科に多く見られる、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される偶数羽状複葉で、互生につきます。
小葉の形は細長い楕円形です。
開花時期は8月から10月くらいまで。
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葉の脇から散房花序を出して、花径が3センチくらいの、マメ科特有の黄色い蝶形をした花を咲かせます。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)。
花言葉は「輝かしい未来」
※カッシアはよく似たもう一つの花があります。背丈、葉っぱの形状などで見分ける事が出来ます。
もう一つは『コバノセンナ』と呼ばれる品種です。
コバノセンナ(小葉のセンナ)』◇学名:Cassia coluteoides
コレが『コバノセンナ』です。花は見た目にはソックリ。
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/07/52261007/img_7?1348156787.jpg
アンデスの乙女』と比べると、葉っぱは分厚くて丸く、やや小さめです。
高さは花センナより高く2㍍くらいまで成長します。開花時期は10~11月頃。
コバノセンナ』は日南海岸に多く植えられています。日南海岸堀切峠から、サボテンハーブ園にかけて黄色の花を咲かせ、最盛期はまさに黄金の海岸の様らしいです。
「宮崎県観光の父」と呼ばれた『岩切章太郎』氏は、「黄金の海岸をつくるのが夢だ」と語りこの花を植えたと言う事です。コバノセンナの記事
因みにカッシアには他にも品種があるようで
モクセンナ:Cassia surattensis※あるいはCassia glauca
ナンバンサイカチ(Golden-shower Tree):Cassia fistula
コチョウセンナ:Cassia javanica
バライロモクセンナ:Cassia nodosa
カワラケツメイ:Cassia mimosoides
コヤシセンナ:Cassia didymobotrya ※英名 Popcorn cassia(ポップコーン・カッシア、ポップコーンノキ)
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