婚活中?
さて…「せみ」は何故蝉という名前がついてるのか?判りますか~?
漢字の「蝉」の音読みは、漢音で「セン」となっています。実はこの「蝉」という漢字は、『クマゼミ』の鳴き声である「シャンシャンシャン(地方によってはシャワシャワシャワかもしれませんが…)」に由来しているのです。
また「蝉」という文字ですが、これは「虫」+音符「單」の会意形声で、蝉はお腹に有る特別な膜(背板の内側にある膜)震わせて鳴くのはご存じだと思いますが、これはまさに「單」は震えるという意味があるのです。
つまり…震えて鳴く虫ということで「蝉」と言う漢字ができたのですね。
そして、クマゼミの鳴き声「シャンシャンシャン」から、「センセンセン」という擬音になり、「セン」という漢音になるのです。因みに…現代中国音では「チャン」だと言うことです。
また「蝉」という文字ですが、これは「虫」+音符「單」の会意形声で、蝉はお腹に有る特別な膜(背板の内側にある膜)震わせて鳴くのはご存じだと思いますが、これはまさに「單」は震えるという意味があるのです。
つまり…震えて鳴く虫ということで「蝉」と言う漢字ができたのですね。
そして、クマゼミの鳴き声「シャンシャンシャン」から、「センセンセン」という擬音になり、「セン」という漢音になるのです。因みに…現代中国音では「チャン」だと言うことです。
とにかく…その「センセン」となく「虫(ムシ)」とうことで、「セン」と「ムシ」が短縮され「セム」→「セミ」になったというわけ。
また、蝉で一番数が多いであろう『アブラゼミ』ですが…、名前の由来は『アブラゼミ』の鳴き声「ジジジー」というけたたましいあの大音量の鳴き声が、鍋で油揚げをする時の音に聞こえるので『アブラゼミ』になったということです。
また、蝉で一番数が多いであろう『アブラゼミ』ですが…、名前の由来は『アブラゼミ』の鳴き声「ジジジー」というけたたましいあの大音量の鳴き声が、鍋で油揚げをする時の音に聞こえるので『アブラゼミ』になったということです。
セミは限られた期間に大量発生することで、交尾の成功率を高め、外敵から狙われる確率を下げているンですね。しかし…地中にいるセミは当然ですが、仲間に「これから地上に出るよ~」などと合図を出せませんよね。じゃあ何故、ほぼ同時期に出てくるのか?これは、時期を合わせて成虫になるには遺伝子に組み込まれた体内時計を頼ることになるわけです。
ツクツクボウシは幼虫期間1~2年(1年がやや多い)、卵期1年。
また『セミヤドリガ』という蛾がいるのですが、この幼虫がセミの成虫に寄生することが知られています。もっとも長くセミヤドリガの幼虫が寄生していた日数は研究の結果、最長でも19日と言うことから、セミヤドリガの幼虫期間は20日弱と言う事になります。当然…セミヤドリガの幼虫期間がセミの寿命より長いわけがないのですから、セミの寿命が一週間は論外で、また二週間と言う説もありえないことになります。セミの成虫が1ヶ月ぐらい生きていないとセミヤドリガも繁殖できないですからね。
さてさて…何故か不思議と違う種の蝉同士が仲良く止まっている木を見かけます。この蝉たちは婚活をしないのでしょうか?(笑)。暑いから休んでるだけ?
「なぁなぁ…婚活せえへんの?」「そっちもさっきからゼンゼン動いてへんやないの」「暑いからね~、それにみんなが一斉に鳴いてると五月蠅くてワカラン」
「そうそう、焦ることないて…。もっと地上生活を楽しんでからでええやん」「キミ…余裕あるなぁ」
「暑い内は涼しいトコにおった方がエエて…」「焦ってツマランのを伴侶に選ぶのはイヤやからね」
大量発生などで取り上げられていますね。