チャボタイゲキとナツトウダイ

大きな二枚の苞葉の中心に小形で、暗赤色杯状の花序を出します。
ナツトウダイ 夏燈台
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◇科名:トウダイグサ科 ◇属名:ユーフォルビア属(Euphorbia=ユーフォルビアはローマ時代のモーリタニアの王Juba(ユバ2世)が侍医Euphorbus(エウフォルブス)の名を付けたもの。彼が初めて Euphorbia resinifera などの乳液を薬に使ったため ◇学名:Euphorbia sieboldiana(Sieboldianus=日本植物の研究者シーボルトの)
杯の形をした総苞のなかに、花弁も萼もない1つの雌花と数本の雄花が入っています。その周囲に三日月形をした紅紫色の蜜を分泌する腺体が4個ついています。
イメージ 6仲間の『トウダイグサ』や『タカトウダイ』は、名前のように人の背丈ほどの高さに成長することがありますが、こちらは20~40cmと背は低めです。
トウダイグサ』という名前は、菜種油を入れた皿に芯を入れ、明りとする灯明に花の形が似ていて、花期が夏というのが名前の由来なのですが、花期は長く春から夏にかけて見られます。
この仲間では一番早いです。
茎は直立し、折ると白色の乳液が出ます。
この白い液は皮膚に触れると炎症を起こすので触っちゃダメですよ。
葉はまばらに互生し、長さは3~6㎝で幅は0.7~2㎝の倒披針形~長楕円形をしています。
茎頂では5枚の葉を輪生します。
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さて、コチラも『トウダイグサ』(←記事)や『タカトウダイ』(←記事)や『ナツトウダイ』などのトウダイグサ科の仲間ですが、群生してると普通の雑草にしか見えない。最初名前が判らなかった。
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チャボタイゲキ 矮鶏大戟
ほとんどのヨーロッパ、北アフリカ西アジア原産のトウダイグサ属植物の一種。大抵、農地や庭園、その他の荒れた土地で生育するそうです。あ…白いのは散った桜の花びらです(笑)
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トウダイグサの仲間ですが『ハクサンタイゲキ』や『センダイタイゲキ』 と同じく『タイゲキ(大戟)』の名がついています。ちなみに大戟とは、中国でトウダイグサのことです。
◇科名:トウダイグサ科 ◇属名:ユーフォルビア属(Euphorbia=ユーフォルビアはローマ時代のモーリタニアの王Juba(ユバ2世)が侍医Euphorbus(エウフォルブス)の名を付けたもの。彼が初めて Euphorbia resinifera などの乳液を薬に使ったため ◇学名: Euphorbia peplus
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これは地中海沿岸原産のチャボタイゲキであるらしいです。日本では長崎で最初に発見されたと言う事です。
原産地域外では、非常に広範囲に帰化していて、オーストラリア、ニュージーランド、北米、その他の温帯および亜熱帯気候の国々で外来種となっているそうです。
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コチラが『トウダイグサ
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コチラが『タカトウダイ』
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コチラは『センダイタイゲキ』
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