ダイサギ

梅の花と椿の花を観に小石川植物園まで出かけました。
椿の花はまだコレからですが、まぁそこそこ花を見る事が出来ました。
梅はお天気も良く暖かいのでかなり開花してます。
梅林横の池に、なんとカワセミ。コレで連続カワセミに遭遇(*^ω^*)
さすがに…スマホ📱では撮せない。
梅の花は梅林全体的には4分咲きくらいですかねー。
梅林には沢山のメジロ四十雀が飛び回ってました。
メジロは別ブログにアップしますが…今日は別の場所に予定があるので、植物園から出なきゃ( ̄▽ ̄)
ところが梅林横の池から出口(入り口)に向かう途中の池に…
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オッ…なんと目の前に『ダイサギ』がおります。特別珍しい訳ではないですが、普段は『コサギ』ばかりなので、大きい『ダイサギ』はかなり目立ちます。
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池の中を覗き込んで餌を探しております。
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しかし、オイラの見た目にも餌になるようなのは動いてないようですな~。
って、この場所じゃあザリガニくらいしかいないんじゃないか?
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通りかかった方が「あれ…サギでしょ?」と言うので「えぇダイサギですよね」と答えたものの…
しかし最近、一部でダイサギの仲間で亜種の『チュウダイサギ』と言うのがいるらしく、これは脚全体が黒く、同時季に見られるチュウサギとの識別が難しいと言うことで、一応ズームで確認。
判別のポイントは…
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嘴のところ、嘴(クチバシ)の合わせ目のラインがどこまで伸びているか…
ダイサギ』の場合は眼の後方まで長く延びていますチュウサギ』は眼の後端付近までしかないです。眼や眼先の色、クチバシの色は季節によって変わるし、個体によって変化の早い遅いがありますが、このポイントは変わりません。ウン、ダイサギに間違いないようです。
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雌雄同色で、成鳥の夏羽(春から夏にかけて)では嘴が黒いのですが、既に黄色くなってますね。
向きを変えて餌を探しております。
項目ダイサギチュウサギコサギ
一年中黒い一年中黒い一年中黒いが脚指は黄色
嘴の長さ大きいコサギより短い長い
嘴の色夏羽は黒で冬羽は黄色夏羽は黒で冬羽は黄色いが、先端が黒いのも多い一年中黒い
口角の位置眼の後方を越える眼の後方を越えない眼の後方を越えない
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そして無駄に?長いと思われる首(笑)。

ダイサギ(大鷺) コウノトリ目サギ科 ◇Egretta alba *英名Great Egret

水田や、湖沼、河川などで見られます。大きさは体長が90cm翼長は130cmくらいと、日本のシラサギの中で一番大きい鳥になります。
なお、チュウサギ夏鳥ですから冬期は居ないです。
※『チュウダイサギ』は、冬には腿(もも)の露出した部分が白っぽくなるものもいるらしいです。
但し…腿のように見える部分は実は脛(すね)です。足の折れ曲がる部分は人間でいうと踵(かかと)にあたります。本当の腿や膝というのは、羽に隠れて見えていません。と言うことは…常に爪先立ちと言うことになりますね。人間だとかなりムリな態勢で過ごしているということになります(笑)。