アオジ

小石川植物園で見かけた『カワラヒワ(もしかしてオオカワラヒワ)』と『シロハラ』をアップしましたが、コチラも同じ場所で一緒にいました。
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アオジ(青鵐)

普通にアチコチにいるはずなのですが…オイラが廻るフィールドでは、何故か今まで見かけるチャンスはなかったのです。
と言うより、冬の野鳥そのものが、マッタク…出会わなかったですからね。
ですが、この場所で見かけて数日後に、多摩の公園にある里山でまた見かけました。
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アオジ E. s. personata 下面が黄色い羽毛で覆われ、オスの成鳥は頭部は緑がかった暗灰色で覆われ、目と嘴の周りが黒です。このため顔つきがあまり好く見えない(笑)。
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和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意になりますね。
オスの色彩に由来したものです。
緑色ではなく、青色の鳥類の和名では『オオルリ』『ルリビタキ』などは、瑠璃色が用いられていますね。漢字表記の「蒿」はヨモギの意です。
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オッ…何か見つけたのかな?
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全長14-16.5 cm。体重16-25 g。上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入ります。
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中央部2枚の尾羽は赤褐色。外側の左右5枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右2枚ずつは白。
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上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色。
メスの成鳥は緑褐色の羽毛で覆われ、上面が緑褐色の羽毛で覆われています。
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スズメ目 ホオジロ科 学名:Emberiza spodocephala 英名:Black-faced Bunting
留鳥または漂鳥ですが、里山では冬鳥です。
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なんか咥えておりますが…
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色合いなどはノジコに似ているので、見分けが必要です。
ノジコとの識別ポイントはアイリング。眼の周りに白いリングがあればノジコです。もっともノジコは夏鳥ですから、この時期に見かければアオジです。
繁殖期は山地から亜高山の明るい林 冬季は平地・低山の林縁・藪などです。