愛…ではないアイ

愛を知っていますか…
愛は足りてますか…
愛に触れたことがありますか…
愛は何処にありますか…
愛は切ないですか…
愛は…… ッて、ヾ(゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・うるさいわ~~!!
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ハイ、スミマセン。アイ違いでございます
     
アイ
イヌタデオオケタデ とそっくり。しかしこれが藍染めの染料になる『アイ(藍)』ですね。
東南アジア原産といわれ、日本には古い時代にこの染料用として中国より持ち込まれました。
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◇科名:蓼(タデ)科 ◇属名:タデ属(Polygonum=ポリゴナム。ギリシャ語の「polys=多い」+「gonu=節」から。茎の節がふくらんで関節のように見えることに由来 ◇学名:Polygonum tinctorium(tinctorium=染色用の、染料の)
「青は藍より出でて藍より青しは、ご存知のように、くすんだ色の染料が空気に触れることで鮮やかな青になることからきています。教えを受けた者が教えた人よりも優れることのたとえですね。
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原産は東南アジア(インドシナ地方、ベトナム南部)。奈良時代に中国から渡来しています。
花はピンク色です。茎は秋深くなると赤くなります。花の部分が染料になるように思えるのですが、原料となるのは葉の部分です。乾燥、発酵させてつくります。
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布を藍色に染める材料として古くから栽培されています。水色っぽい「浅黄色(浅葱色)」も、この藍を染めた色の呼び名ですね。
根や葉っぱを発酵させて藍色(青)の染料(インディゴ)を取ります。インディゴブルー(indigo blue)ジーンズの染料になります。
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日本に存在するアイの品種は、「小上粉(こじょうこ)*赤花、白花があって最も栽培されている品種」「小千本(こせんぼん)*青茎、赤茎があり、株が真っ直ぐに育ちます」「百貫*大量に収穫できる事からの名。但し品質は劣ると言われます」など。
藍染は、徳島平野で行われるものが有名ですが、鹿児島以南ではゴマノハグサ科の『リュウキュウアイ』が藍染に使われています。
生薬にもなります。生薬名も『藍』。種子は解熱や解毒に、生の葉を毒虫刺されに用います。