ハイノキ

【サワフタギ】に似てますが、それも当然、同じ仲間です。
ハイノキ 灰の木
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サワフタギは紫染めに使われますが、この『ハイノキ』は、幹や葉を焼いた灰が染色に利用されたことからきています。
◇科名:灰の木科 ◇属名:ハイノキ属(Symplocos=シンプロコス。ギリシャ語の「symplocos=結合した」が語源。雄しべの基部が癒合していることから。(多数あるおしべが、それぞれまとまって5組の束になっている ◇学名:Symplocos myrtacea(myrtacea=「ギンバイカ属(Myrtus)の姿の」という意味
日本固有種。本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地に生えます。
別名は『イノコシバ』。『ハイノキ』よりも、もっと花が沢山ついて派手目(笑)なのが『クロバイ』。別名は『トチシバ、ソメシバ』※「クロバイ」Symplocos prunifolia(prunifolia=サクラ属に似た葉の)
樹高は4メートルから7メートルくらいになります。
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葉は互生で卵形。葉の先は尾状に伸び、縁には鋸歯があります。
葉の質は薄い革質で、表面にはやや艶があります。葉の脇から総状花序を出し、花径1センチくらいの白い花をたくさんつけます。
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開花時期は5月から6月。
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花冠は5つに深く裂けて萼片も5枚。
花の後にできる実は卵形で、水分を多く含み中に種が1つある核果で、秋に黒紫色に熟します。
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常緑樹で、花を樹幹の外側につけるような樹は少ないのですが『ハイノキ』は遠くからでも、ハッキリと分かるほど、白く美しい花を枝いっぱいに咲かせます。

★え~~~と、スマホから…わざわざwiki文法で、時間予約投稿という荒技なので(爆)見づらいかもしれません。
画像はスマホ画像です。
*一応パソコンで編集しました。