オナガ

宮城県から群馬、長野、静岡県の間くらいしか見ることが出来ない野鳥です。
と言っても関東では格別珍しい野鳥ではない。
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青味がかった翼と長い尾。
オナガ 尾長
この外観からついた名前で、まさになんのひねりもない名前(笑)
と言うか、、、野鳥の名前って、多くはなんのひねりもない名前が普通な気がしますね~。メジロ(目白)ホオジロ(頬白)みたいに。
学名:Cyanopica cyana) スズメ目 カラス科
全長は36cmで、本州中部と北部の山地の林や人家付近でみられる留鳥
群れで見られることがあります。繁殖期も、数つがいが比較的近くに集まって巣をつくる。
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オイラの仕事場でも、以前は三羽~四羽でいましたが、木のあった場所を更地にしてしまったので、いなくなってしまいました。
日本では分布を狭めていると言う事で、1970年代までは本州全土および九州の一部で観察されていたのですが、1980年代以降西日本で繁殖は確認されておらず留鳥として姿を見ることはなくなっています。
現在は本州の石川県以東、神奈川県以北で観察されるのみとなっています。
わずかな期間で、西日本の個体群が姿を消した原因はまったくわかっていないそうです。
見た目は綺麗で可愛い鳥(可愛いと言うには大きいですがね)ですが、なにしろ見た目とは裏腹に、鳴き声が悪い(笑)。
ゲーィとかゲーィキュキュキュと鳴きます。もっとも…春にはキュリリリ…などと甘い声も出すのですがね。
幼鳥は尾が短く、頭に白い羽が混じる。