ジャコウアゲハが現れ始めました

地元の散策コースで今年もジャコウアゲハが現れ始めました。オイラの近辺では他の蝶がまだあまり出てきてないのですが…。

ジャコウアゲハ	麝香揚羽

ヒラヒラとゆっくり舞う姿がたいへん優雅な蝶です。

チョウ目　アゲハチョウ科　アゲハチョウ亜科　◇Atrophaneura alcinous

黒い翅で､この画像では判りませんが、後ろ翅の周縁部には数個の橙色の斑点があります。胴体部にも赤と黒の斑模様があります。

翅が少し色が薄い色に見えますよね。コレは♀です。♂は翅全体が黒い色で、赤い斑紋がハッキリ見えます。

コチラが去年記事アップした♂。全体が黒いので見た目でハッキリ♂♀の区別がつきます。

ジャコウアゲハは、体内に毒を持っていて鳥などに食べられるのを防いでいます。
食べられる危険がないせいか､ほかのアゲハチョウ、特に羽ばたきが顕著な[アオスジアゲハ]などに比べるとに比べると､あまり羽ばたかずにゆったりと優雅に飛びます。

コチラが麝香揚羽(ジャコウアゲハ)の幼虫です。蛹を経て完全変態をするタイプの昆虫は、幼虫と成虫の見た目が全然違うので、知らないと、とてもコレが幼虫には思えない。

もしかして、あるかも…と言う事で捜してみたら…あった。
コチラが幼虫の食草である『ウマノスズクサ』の葉っぱの裏についてた卵。

花はこんな形です。サキソフォンみたいなユニークな花です。決して食中花ではありません。

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コレは去年撮すことが出来た産卵の様子。