椿《酒中花》

今咲き出している《ヤマブキ・シロヤマブキ》の茎の髄などで、花・鳥などの小さな形を作り、杯や杯洗などに浮かべると、開くようにしたものを"酒中花"と言いますが、その名前がついた椿の品種です。
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《酒中花/シュチュウカ》
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1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種で、花弁の縁に紅の覆輪の入る牡丹咲の中輪です。
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白色地に紅覆輪、紅縦絞りの入る花で、綺麗です٩(๑❛ᴗ❛๑;)۶
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牡丹咲きで、不完全な散りしべの中輪。
◇Camellia japonica 'Shuchuka'
江戸時代からの名花で、その特殊な覆輪花の美しさに人気があります。
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この椿は《ベティー・シェーフィルト・シュープリム》という品種の母品種で、また名花といわれる《王昭君》は、この椿の枝変わりです。《王昭君》は、花がピンクの八重咲きになったものです。以前に記事アップしておりますが、この次にもう一度記事アップしましょう。