ミヤマガンショウ

久しぶりにこの花を見ました。
高木が多いのでなかなか花を間近で見ることが出来なかったのですが、偶然外出先にある鉢植えで。「エ…?コレって、もしかして…ミヤマガンショウじゃないの?」
滅多に見ない花です。
ミヤマガンショウ (深山含笑)
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オガタマノキ』『ウンナンオガタマノキ』『カラタネオガタマノキ』 と同じモクレン科のオガタマノキ属の仲間。
『オガタマノキ』(←記事→)『カラタネオガタマ』
中国湖南省などが原産です。
◇科名:木蓮科 ◇属名:ミケーリア属(オガタマノキ属)Michelia=ミケリア。スイスの植物学者Marc Micheli(1844~1902)の名に因んだものと言われていますが、別にイタリアの植物学者 ミケーリ=「Pier Antonio Micheli (1679-1737)」と言うように書かれた記述もあります。フィレンツェに生まれて後にピサ大学教授となった。キノコの研究で大きな業績を残した人物 ◇学名:Michelia maudiae
別名は、学名である『ミケーリア 同じモクレン科の『ハクモクレン』などのように花が15~20cmと大きいのですが、こちらは葉が落葉ではなく常緑'''である点がモクレンとは違います。
またモクレン類は枝先に花がつきますが、コチラは枝の途中に花をつけるのが特徴ですね。オイラがこの花を見ることが出来るのは、散歩コースにあるお庭の塀越しに一本。それから、今では見られなくなったのですが、神代植物公園の別園にあるコーナーの奥の方、現在は立ち入り出来ない場所。それも高木で周りにも木があるので、とても見づらい場所。もう一カ所はやはり高木で、花は見づらいのです。コレは上記したように、葉っぱが一緒に付いているから…と言うのもその要因です。葉っぱが邪魔して見えないンですよね。枝の先に花が付いてるわけじゃないので…。
また「オガタマノキ属(ミケリア(Michelia)」は、子房が1つ1つ分離独立しているところが、「モクレン属(マグノリア(Magnolia)」とは違います。
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こちらが、毎年散歩途中に観に行くご家庭の塀越しの『深山含笑』です。塀のすぐ近くなので見ることが出来ます。
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