カンガレイ

『カンガレイ』と言っても『干し鰈』でも『寒鰈』でもない(爆)。植物です。
名前の由来は、冬に枯れた茎が残るイグサであることから名付けられました。

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カンガレイ-寒枯藺
北海道~九州の池沼、川岸に生える多年草で、高さは0.5~1.2mになります。地中の地下茎はあまり伸びず密な群落をつくります。
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◇科名:カヤツリグサ科 ◇属名:フトイ属(Scirpus=schoinos(イグサ)に由来する語。全形が似ているから ◇学名:Scirpus triangulatus(triangulatus=三角の,三稜形の,三角形の)
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果期は8~10月です。茎は三角形をしていて、茎の先に長さ3~7cmの苞が1個直立、または開出してそのわきに4~10個の小穂を頭状につけます。
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小穂は長さ1~2cm、幅4~6mmの長楕円形。柱頭は3個。花序には柄がありません。
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咲くとこうなります😎
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よく似た『サンカクイ』は、花序に柄がある事で区別出来ます。